2009年11月23日

「芸術の秋」ということで。

momiji.jpg

ちょびっとだけ、引っ越しました。
学芸大学から祐天寺へ、
北へ500メートルほど。

1つ駅が違うだけで、
全然雰囲気が違うから、
街って面白い。東京って面白い、って思います。


さて、今日はイベントのお誘い。

みなさんの五感をくすぐるであろう
3つのイベントのご紹介をします。

1つは、毎月CINRAが渋谷O-NESTで
開催している無料音楽イベント『exPoP!!!!!』です。

残り2つは、
原宿で12月に毎日トークショーを開催するという
無謀かつ大胆な企画『MAGNETICS』のCINRA主催の回のお知らせです。

どれも一筋縄ではいかない、
「おお!」という発見があると思うので、
是非お気軽に遊びにいらしていただければと思います。

以下、ご紹介します!

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【 exPoP!!!!!】

CINRAが毎月渋谷で
無料開催している音楽イベント『exPoP!!!!!』。

今回の目玉は何と言っても「神聖かまってちゃん」です。
これ、バンド名です。

衝撃的なパフォーマンスと楽曲を繰り広げるということで、
今、フツフツと業界をにぎわせています。

注目度がかなり高いので、
あと半年くらいでこのヘンテコリンな名前が
みなさんの耳にも入ってくるかもしれません。

さらに、
ライブを観る度に泣かされてしまう(笑)、
「ウミネコサウンズ」も出演です。
みんなで、泣きましょう(笑)。

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viBirth × CINRA presents
「exPoP!!!!! volume32」
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2009年 11月26日(木)
OPEN 18:30 / START 19:00

会場:SHIBUYA O-nest
入場無料 (without 2Drinks)
出演:神聖かまってちゃん 、ウミネコサウンズ 、太平洋不知火楽団 、ヤーチャイカ

ご予約・地図→ http://expop.jp/
※予約いただかないと入場できないことがありますので、
 お越し下さる場合は必ず上記URLより予約をお願い致します。


【 MAGNETICS 】

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目を使わずに絵を描く!?
あなたの中で新たな発見があるかも!
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●日時 :12月3日(木) 20:00〜23:00
●会場 :SUNSHINE STUDIO CAFE(原宿)
      http://www.sunshinestudio.jp/
●ゲスト:こどもごころ製作所(博報堂)
      http://www.kodomogokoro.jp/

「クラヤミ食堂」など、
大人のこどもごころをくすぐる企画を
次々とプロデュースする「こどもごころ製作所」がMAGNETICSに参加!

当日は、「クラヤミスケッチ」というワークショップを行ないます。

5,6人のチームになって、
初対面同士で織りなすコミュニケーションを楽しめる企画です。

詳細はここでは言えませんが、
いつもと違う日常を感じられること間違いなし!

※ワークショップ参加には定員がありますので、
 いらっしゃる際は右上のプロフィール欄のアドレスに、
 メールにてご連絡ください。


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ラフォーレ公演1週間前!
「反復かつ連続」公開リハーサル&トーク
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●日時 :12月16日(水) 20:00〜23:00
●会場 :SUNSHINE STUDIO CAFE(原宿)
      http://www.sunshinestudio.jp/
●ゲスト:柴幸男(ままごと)
     http://www.mamagoto.org/

今、小演劇界で最も注目を受けている若手演出家、柴幸男が登場!

12月にラフォーレ原宿で行なわれるイベントの公開稽古を
MAGNETICSで行ないます。

当日お見せする作品は、『反復かつ連続』です。

実はこの作品、
3年ほど前にCINRA主催のイベントで公演していただいたんです。

あまりにもその作品が好きで、
(とは言え、自分はそこまで演劇は観に行かない方ですが…)
本当に圧倒されて、今回、またまたオファーさせてもらいました。

12月ではラフォーレでも公演する作品を、
間近で見られるチャンスです。

「演劇って、疲れるし、面白いの少なそうだし」
なんていう方、是非いらしてください。
確実に、覆されます。

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そもそも『MAGNETICS』とは?
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簡単にお伝えすると、
原宿のとあるカフェで12月に
毎日トークショー&交流会をやる、という無茶な企画です(笑)。

http://wearemagnetics.org/

CINRAはこのプロジェクトに事務局として関わっており、
CINRAの他に、デザインポータルの「CBCNET」、
合法的にグラフィティアート(街の壁に絵を描く表現活動)
をやっている「NPO法人KOMPOSITION」、
ブックコーディネーションをしている「numabooks」、
東京にアートを切り口にした保育園を立ち上げる「東京保育」、などなどです。


そういった事務局の面々が、
「この人たち最近アツいよね!」という人たちを呼び、
毎日何らかのテーマのもと、トークショーをやっています。

そもそもこのプロジェクトが立ち上がったのは、
「場所(磁場)」というものについて
考えてみたいというところからでした。

あらゆるコミュニケーションがネットに替わられている今、
リアルなコミュニケーションでしか発生しえない、
新たなつながりや自分のフィールド以外の人や考え方との出会い、
そういったことをこのプロジェクトで継続的に発生させられないかということです。

つまり、「人をくっつける」という意味で
「MAGNETICS」という名前なのです。

場所は、原宿のSUNSHINE STUDIO CAFE。
毎日何らかのイベントをやっているので、
是非遊びにいらしてください。

http://wearemagnetics.org/
※11月28日には全日程のイベント内容が公開されます。

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2007年05月17日

どうなっちゃってんだ?

「上場企業の利益、過去最多」
「その利益は社員ではなく、株主に全部流れる」

配当を上げることは、外資からの敵対的買収の防衛策に他ならないわけです。
でも、がんばって働いているのは社員ですよ、社員。

上場企業の経営者はほんとに大変だと話しには聞くけど、
これじゃなんのためのIPOなんだっていう。。。

そうこうしているうちに、
「アメリカのファンドがブルドックソースへTOB」
全株式を買収する予定らしい。

以前、ブルドックソースの創業話しをテレビで見た記憶がある。創業者の想いや努力は、いとも簡単に外国から来た新参者に食われてしまう。

おまけに富裕層に支持されて昨日就任したフランスのサルコジ大統領。
"小さな政府"を掲げて、
残業を積極的に推進、
移民の家族受け入れのハードルを高く…。

極めつけに今日の朝日のトップ、
仕事上のストレスでウツになった人、過労自殺、過去最多。

「まぁしょうがないよ、成果主義だし資本主義なんだから」
って無自覚に言う人こそ、明日は我が身なのだと思います。

社会システムは人間のためにあるもので、
その逆では決してない。


一方、「だからダメなんだよねぇ」とか言っちゃってるのもカッコよろしくない。


社会の流れに敵対しようなんて1ミリも思ってないし、
"清貧の思想"を語るつもりもさらさらない。

だいたいそんなことしてたら
世の中を批判して社員を食べさせていくことのできない、
最低の経営者になります。

でも、ちょっとまずいんじゃないだろうか。
日本はアメリカじゃない。
そこにいる人たちの環境も歴史も感性も、当然違う。

システムエラーがもう少しで起きるのだと思う。
いや、もうそこかしこで起きてる。

キーワードは"知性"なんじゃないかと思うんです。
磨かなきゃ磨かなきゃ。

2006年07月11日

ウィルキンソンゲット!

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今日、笹塚のKALDIに行ったらウィルキンソンのジンジャエールを発見!!
しかも一本81円!!
グァバジュース、バナナジュースに匹敵するほどの好物なので、大量購入しました。
ウィルキンソン・ジンジャエール愛好会


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それから週末は7/20に発行するcinra magazine vol.10の打ち上げで、事務所でBBQをするっていうんで事前にバーベキュー用具の掃除を敢行。笑

去年cinra salonで海の家で使った時にあんまり掃除していないままに片付けちゃったもんだから、ずっと怖かったわけです。BBQ当日になって開けたらグチャグチャで使えなかったという事態になったらスタッフにボコボコにされちゃうので、事前に調査。

恐る恐る開けてみたら、とりあえずサビだらけ。海水ですな。タワシでひたすらゴシゴシして、なんとか復帰。よかったーー、前もって見ておいて。
いや、別に遊んでばっかりいるわけじゃありません。これも仕事のうちです。笑

MTからmixiへ

同僚がMovabletypeからアップしたエントリーをそのままボタン1つでmixiの日記にも書き込めるプラグインを教えてくれたので、導入。理由は、このブログのリンク元が圧倒的にmixiからだったためであります。

mixiSync


ちなみにmixi IDは299312でございますー。

世界ナンバーワンの特権

ワールドカップが終わった。
なんだかんだで煮え切らない朝を迎えてばっかりいたような気がしたけれども、一ヶ月間楽しませていただきました。


それにしてもフランス・・・。ジダン・・・。


それでも、やっぱりジダンは現時点で世界ナンバーワンプレイヤーなのだと思う。
本当に彼のサッカーは美しいし、その美しさは技術はもちろん、とんでもない精神力からきているのだろう。
予選も負けそうだったヘッポコフランスを一気によみがえらせて、決勝トーナメントにいって、王者ブラジルを倒して、決勝まで進んだわけだから、これはもうすごいことだ。選手からこれだけ愛されて、たよりにされ、かつそれをちゃんと受け止められる選手はジダンしかいないのだろうと思った。

あぁ、アツい時間だったな〜〜。



そんな崇高なワールドカップは、一方ではこんな顔も持つわけです。

キリンビールとファミリーマート、感謝を込めた「サッカー日本代表応援缶」発売

日本は早く負けたし、「なんだよ〜」っていう結果で国民が一気にさめた。でも、ワールドカップは一国の経済を大きく揺るがすわけです。揺るがさないといけないわけです。電通さんは必死です。

電通株が軟調、ワールドカップ日本敗戦が嫌気材料に

電通によるW杯による消費経済波及効果予想(3月/PDF)
「さらに日本が決勝や準決勝までいった場合さらなる消費押し上げ効果が〜」だって。笑
それはいくらなんでも無理っすよ・・・。


2006年07月04日

中田英寿引退

中田英寿が引退を発表した。
自身のHPでその胸中を綴っているようだけど、トラフィックがすごすぎて全然アクセスできない。ふんばってたら、なんとか表示できた。これはね、泣けますよ。ほんとに。

nakata.net


中田はビジネスの領域に首をつっこんだり、色々と多彩なかんじで「俺にはサッカーしかねぇぜ!!」というような熱血キャラではなかった。その冷静さが彼のすばらしいプレイを生んできたわけなんだろうけど、どうやら引退は以前から考えていたらしく、中田がブラジル戦の後にピッチに寝っ転がって涙を流していたのもそういうことだったわけだ。

ただ、引退は彼らしい潔い決断なのだろうけど、あそこで寝っ転がって泣いている中田の姿を見て「あぁ、中田はサッカーが本気で好きだってわかっちゃったんだなぁ」と思った。冷静でサッカーだけの人生じゃないスタイルが、マスコミがつくりあげた「中田」なのであれば、あのときは「中田」ではなかったんだろうなと思う。


当たり前の話だけど、習慣というのは怖いもので、仕事や遊びが楽しかろうが辛かろうが、人間は特定の環境に一定期間身を置く事でその環境や境遇に対して無感覚になる。無感覚になると、そのスタンダードよりも楽しいこととか辛いことが起きないと、自分が今楽しいのか辛いのかすらわからなくなる。おまけに、この習慣の奴隷になってしまった日には新しい動きとか、現在の自分の立ち位置に対しても無関心になる。
さらに付け加えると、この奴隷制度は年をとればとるほど支配的になってくるという厄介者で、実際に奴隷になってしまうと、自分を正当化するために根拠のない自信でもって自らを肯定したり、他人を排斥したり何かを否定してみたりする。

だからといって常に冷静に自分を客観視したりなんかしてても、なんの勝負もできないし、面白くもないわけで、そのサジ加減というのはほんとに難しいといつも思う。これぞ、「冷静と情熱の間」だ(読んでないけど・・・)。もしくは「undercooled」(坂本龍一の楽曲の名前)と言ってもいいのかもしれない。

ビジネスマンもアーティストもナショナリストもスポーツ選手も、この"習慣"というものがもつネガティブな部分に対して常に自覚的でないとならないなぁと思う(全員がこれに対して自覚的だと「会社」という組織自体が存続できなくなるような気もするけど・・)。

こういうぼくの自分勝手な解釈で考えても、中田の決断は本当に偉大だ。

個人的な話しだけど、ぼくはcinraを始めたときから毎日、cinraをやめた自分を想像するようにしている。

もちろんやめるわけはないのだけど、自分が一生懸命やっていることが地球規模で見たらありえないくらい小さな行為であり、ほとんど無力に近いということを常に意識していないとダメだなぁと思う。

おまけに今自分がやっていることというのは、どう考えても生まれつきの情熱や欲望が決定させたわけではなく、今までに出会った人だったり環境によって決定したものなわけだから、「俺にはこれしかないぜ!」はどう考えても妄想なのだと思う。ちょっと環境が違えば、ぼくは別のことをやっていたのだと言い聞かせる。そうすることで、自分の「冷静と情熱の間」を維持している。

でないと毎日がバタバタ過ぎて行くだけで、世界がどんどん小さくなってしまって、周りを見なくなってしまう。こうなるとタチが悪く、何もやり遂げていないのに自分がすでに何者かになったような錯覚に陥ったりすることもあったりして、上で書いたような奴隷制度が待っているわけである。

習慣は惰性になってはいけない。惰性になった瞬間に情熱は知らない間にしぼんでいくんだ。もしも習慣が惰性になってしまったことに気づいても、、、もう遅いというケースもある。どこか別のフィールドに飛び込んで、それがいかに大切なことであったかを改めて気づかないとならない。

好きじゃないかも、と思いながらナーナーにつきあってた女性に突如ふられた時に感じる、あの欠落感を感じないと、もうその大切さとか、キラキラ感を感じることはできない。中田もブラジル戦の試合終了のホイッスルが鳴った瞬間にその境地にたどり着いて、サッカーを愛してやまない自分を見つけたのだと思う。


やっぱりすごい人だよ。中田英寿は。

2006年07月01日

たばこ値上げ

あーー、ドイツ×アルゼンチン、くやしいーーー。
ゲームの展開的にはアルゼンチンの方が素敵だったんだけどなぁ。
PKじゃホームが勝っちゃうよ、そりゃ。

〜〜〜

caster.jpg
さて、7月からたばこが値上げになる。
まとめ買いしようと思ったんだけど、1箱あたり20円の値上げだから、1カートンとかじゃああんまりお得感ないよなぁ。
ってことで5カートン購入。笑 なんと1万3千円越えで、なんか逆に損したような気がしてしまった。。。
いずれにせよ、たばこはお金がかかるし、周りの人にも迷惑だし、今やかっこ悪いイメージがあるんだろうなと思う。いいことはゼロなんだけど、まだやめられない。本気でやめようと思ったらなんとかなるのかもしれないけど、まだその覚悟はできないです・・・。

〜〜〜
news

どうやらネットを長く使う人は、テレビも長く使っているらしいという事実。ちょっと意外。

渋谷の商工会議所が運営する(!)クリエーターマッチングのためのSNSが開始。これもこれで驚き。商工会議所ってこの前CD販売するためにバーコードとりにいったとこだよ。おじさまおばさましかいなかったのにすごいなぁ。
で、やっぱり招待制SNSらしい。どのSNSも最初は招待制で、そのうちユーザーが集まらなくてすぐ登録型にしてしまうのが悲しいところ。だったら最初からそうしたらいいのにと思うけど、ここは違うかな?

〜〜〜

さ、明日は夜中4時からブラジル×フランスです。
ジダンにとってはラストダンスになるのか???

2006年06月16日

国民性の呪縛

さぁ、ワールドカップだっていうことで、今月はなるべく予定を入れないようにしようかなぁと思ったけど無理でした。世の中そんなに甘くないです。

それにしてもオーストラリア戦。言葉が出ない。

ジーコがまずかったっていうのもあるけど、やっぱりあの決定力のなさと、同点にされた後のやられたい放題っぷりはすごい。。。

そんな日本選手たちの不甲斐ない姿を見ていて罵倒することはたやすいのだけど、国民性という共通項なのか、結局は人ごととは思えない節があって余計に腑に落ちなくなっちゃう。
何事をするにも、まずネガティブなところから入るっていうのは当然よろしくない。ビジネスにしてもリスクマネジメントばっかりして勝負ができなければ成功のしようがないし、そもそも勝負してないんだったらリスクマネジメントする必要もない。

フランスが組織的なサッカーをしてもなかなか勝てなくて、ブラジルがなんだかわかんないけど決めるとこ決めちゃうのは、単に技術レベルの問題ではなく、そういう考え方とか、姿勢の違いのような気がしてならない。

あの1点を入れられた瞬間の、日本選手の精神状況っていうのがなんとなく理解できちゃうわけです。

どうやってそういう呪縛から解き放たれることができるのか、今度のクロアチア戦でもって体現してみせてくれたら最高だ。

2006年06月05日

ブログ移行しました

ブログをライブドアから移行してドメインとってMovableTypeを入れてみました。
GWに着手して、放置し続けてようやく・・・。
まだ見づらいところとかもありますが、これからちょこちょこ変えていきますー。

2006年04月25日

村上隆と子供服メーカー

昨日はcinra magazineの各ジャンルのエディターの代表者会議。

マガジンのは、[ART][MUSIC][MOVIE][STAGE][BOOK]という5ジャンルごとに編集者が3〜5名いて、それぞれにデザイナーが1,2人ついているような体制でつくっている。
その、それぞれのジャンルの代表者で会議をしようというもの。
ジャンルが分断されることによる媒体としての統一性の欠如なり、進捗管理の難しさなどを感じていたこの頃、こうして普段全く触れ合うことのないスタッフが1つのことに向かって話し合うというのはとてもいいことだ。前が見えて来たかんじがする。色々アイデアも出て来て、こりゃ楽しくなりそうだ。

さて、巷じゃ村上隆と子供服メーカーが騒いでいる。
村上氏の作品に酷似したキャラクターを子供服につかっており、「おいそれ著作権侵害だぜ」と村上氏が賠償を求めて、見事4000万で和解したという一件。

普段なら「ふ〜ん」と見落としてしまうところを、東浩紀氏はさすがである。
http://www.hirokiazuma.com/archives/000214.html

で、これを読んだ後に、実際のキャラクターのイラストを見てみる。
http://www.kaikaikiki.co.jp/news/list/murakamis_lawsuit/
村上氏の発言も掲載されている。
全然似てないじゃん。。。
こうしてみると、たしかに村上氏の主張がすごく矛盾しているように見える。

音楽ではこんなことは日常茶飯事だ。
コピーとオリジナルの差は難しい。過去の歴史と完全に切り離された作品などこの世にはありえないのだから。村上氏がイラストレーターであるならまだしも、アーティストであるならばどうかと思ってしまう。

話しは変わってMacBookProの17inchが発売。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20102441,00.htm
早くMacBook発売しないかな〜。

2006年04月07日

セールスプロモーション、リーダー、小指

メディア・マーケットショー今日はメディアマーケットショーなるものに行ってきた。
場所は東京ビッグサイト、ほんと交通の便の悪さはピカイチ。
企業のSPに使えそうな商品の見本市といったところである。

印刷屋からグリコ、セイコー、小さな商店まで、たくさんの企業が出展していた。
こういうところは誰と話すにもまず名刺を渡してからっていうんだから困る。面倒だから「フリーでSPやってる杉浦です」とか言って話しをしたりすると、割と盛り上がるから不思議で、資料をたんまりいただいた。今後PRツールとして提案できそうなものばかり。これは勉強になる。


夜、脳科学者の茂木健一郎さんのブログで、今日はNHKにジブリのプロデューサーの鈴木さんが出るというんで見てみた。

NHKプロフェッショナル「自分は信じない 人を信じる」

雑誌やらネットやらテレビやら、色んなところでリーダーの生き様を目にするけど、ほんとに色んなタイプのリーダーがいる。自分にとっての最適解は自分の中にしかないけれど、いずれにせよリーダーには並々ならぬ情熱があるのだ。究極のロマンチスト(≠現実逃避者)は究極のリアリストであると最近思う。その逆もまたしかり。

あ、小指値が3ヶ月連続公演やってるんだけど、トラブって場所を変えることにあった。
ルデコ4Fでやるっていうんで、みなさんよろしくね。
小指値HP
他のコンテンツが何一つ見えなくなってる。笑

2006年04月05日

ワンセグ開始

4/1からワンセグが開始した。地上デジタル放送を携帯で受信するというやつだ。
おんぼろ携帯をいよいよ卒業して3月末に携帯を購入。auのW41H。
ワンセグ対応で、モバイルSuicaやPCサイトビュアーもついている。エクセルやパワポファイルも見られる優れもの。色々いじくってみると、ほんの少しの間で携帯がかなり進歩しているのがわかる。

ってことで早速ワンセグでテレビを見てみた。


ワンセグ1


映りも悪くない。屋内だとちょっと受信が悪くなるけど、屋外だとほぼ100%受信できる。
字幕も出す事ができるし、リアルタイムでその局が押したい情報やニュースなんかも番組と一緒に流れちゃう。たとえばショッピング系の番組で、その商品をそのままwebにアクセスして購入なんてこともできてしまう。これは注目されないはずがない。


ワンセグ2


〜関連ニュース〜
CNET:カカクコム、ワンセグ連動を視野にMXテレビで「価格.com」番組を開始

Tech-On:新・東京タワーの高さは610m,建設地は墨田・台東地区に決定
ワンセグの放送域をカバーする第二東京タワー。610mってものすごい。

CNET:ネット業界からは見えないモバイル広告市場の現状


携帯市場は今のところ若年層が強いけど、これからどうやって30代以上の富裕層を取り込んでいくかが見物である。EdyやSuicaなんかのお財布携帯はみんな使いたがっているという調査がでている。

そんなところにワケのわからないことをしようとする企業もいる。

FujiSankei Business-i:NTTドコモ「ワンセグ」有料化を総務省に制度整備要請へ

〜大ニュース〜
Boot Camp
インテルマックでwindowsXPが動きます。開発者に感謝。何かあったらいけないから、今のうちにダウンロードしておこう。笑
Mac Book、ローン組んじゃうかな。


〜その他最近のニュース〜
Windows Live Mail Desktopで、ウェブメールの戦いがデスクトップへ
マイクロソフトは、やっぱり「こちら側」にこだわる。でも現状ではたしかに便利かも。webメールをストレスに感じる人は少なくないだろうし。

Tech-On!:フレキシブルな電子ペーパーを凸版印刷が開発,酸化物半導体のTFTで駆動
NECの後を追い、凸版もきました。いよいよ紙のテレビが見えて来た。これが安価に実用化されたら、また広告業界が動くのでしょう。まだまだ先の話しなのかな。


〜study news〜
CNET:注目ブログの仕掛け人が語る「ブログプロモーション成功の鍵」
ブログやらSNSをビジネスにのせる動きが盛んだけど、成功するのはほんの一部。勉強になります。

Enterprise Watch:フィードパス小川氏インタビュー
サイボウズの小川氏がフィードパス株式会社のCOOに。モバイルにも対応していくというFeedpathの今後に期待です。

〜くっつけてみました〜
CBCNET:Tank Ticker
このブログの右下にくっつけてみました。CBCNETがTank Tickerを配布中。かっこいいなぁ。

2006年04月01日

Hotwired Japan一時休刊&高校3年生の齢

長年テクノロジー・サイエンス系のニュースで素晴らしい情報を発信していたwebサイト、Hotwired Japanが、3/31をもって休刊した。復刊時期は未定。。。
ぼくがweb上でニュースサイトをしっかりチェックしたのは、ここがはじめてだったかもしれない。高校3年生の頃に知って、以後5年間、ずっと楽しみに購読していた。


ホットワイアードジャパンの編集長の江坂さんとは、その頃に少しだけやりとりをさせてもらったことがある。一身上の都合で生徒会長というものをやっており、担当の先生が「講演会でもやりましょう、誰か呼びたい人いる?」ということで、ぼくは作家の宮内勝典さんに連絡をとろうとおもった。

ちょうどその時に買った"STUDIO VOICE"(タイトルが「ぼくらの智慧の果てるまで」っていうやつ)の巻頭インタビューで宮内さんのインタビューが掲載されていた。その記事に胸を打たれて、なんとかコンタクトがとれないかと思って「宮内勝典」で検索すると、WEB上にも宮内さんのインタビューが載っていて、そのインタビューの発行元にメールをしたのだ。うちの高校に講演会に来てくれませんか?って。
そのメールがNYにいる江坂さんの元に届いた。江坂さんは元STUDIO VOICEの編集長。とても快く、本人もきっと喜ぶと思いますよ、ということで宮内さんを紹介していただいた。

で、講演会が実現。
勝手に物事を進めて校長先生にはちょっと怒られたけど、とてもいい講演をしていただいた。

その後、宮内さんのWEBサイト「海亀通信」のBBSに参加した。
「世界平和と言うけれど、目の前で自分の大切な人を殺されたとしたら、ぼくはその人を殺してしまうかもしれないと思います。どうすればいいのでしょう」
というようなとんでもなく不躾で、およそ答えの見つかるはずもない書き込みをした。
今になってみれば当時の「こんな質問をインターネットじゃしちゃいけない」というある方の意見がわかるけど、その時当人は真剣度120%。

これに対して宮内さんはもちろん、お知り合いの芥川賞作家の方々まで意見をくださったのを覚えている。とても丁寧なお言葉で、しょうもない高校生の質問に答えてくださった。あの頃から比べれば、インターネットのコミュニケーションの在り方もずいぶん変わったと思う。


そのやり取りはその後、書籍化した。
おまけに、この質問に対する宮内さんの考えが書かれている部分が、高校生の国語の教科書に採用された。
掲示板を見ると、高校生たちがあの頃のぼくと同じように、とても純粋な書き込みをしている。

そんなやり取りがあって、その後色々と紆余曲折してぼくは今cinraをやっているんだけど、たぶん根っこの部分に、宮内さんと江坂さんがいる。
自分が動けば何かができる。それをはじめて実感したのがその頃だった。その素晴らしい受け皿を用意してくれた先輩方に、感謝です。自分も常にそうありたいと思う。


ちょっと昔に戻りすぎたな。
Hotwiredの復刊を楽しみにしてます。

2006年03月28日

先週のニュース

cinra magazine vol.9の制作が佳境に入っていて、バタバタしています。
今回もいいかんじ。4/20発行です。webでも公開するからお楽しみに!

さて、決めた事は守らねばね。
最近のニュースを羅列。
これはもう、ほとんど自分の保存用だ。笑

ITpro:「購入した製品」で結びつきを広げるSNS風サービスが登場
価格.comとmixiが混じったかんじでしょうか。ビジネスモデルとしては、とても面白いのだけど、溢れる程SNSがある中、かなりのメリットがないと一般ユーザーは登録しなそう。

SimpleAPI その1. ウェブサイトサムネイル作成API β版
簡単なスクリーンショットであれば使えますね。

google X NIKE "joga.com"
googleとNIKEが開発したサッカーファン向けのSNSサイト、映像見てるだけで楽しい。ロナウジーショすごい。

CNET:Windows Vistaの発売延期--PC売上に深刻な影響の可能性
最近PCの調子が悪い。Vistaまで待とうかと思ったけど、こりゃダメだ。MacBookが欲しい!

nikkeibp: KDDIとテレビ朝日、ワンセグ放送とEZwebの連動サービスを開始
いよいよ4/1からワンセグです。繰り返しますが、まだぼくの携帯はQRコードが読めません。なんとかしようと思います。

asahi.com: PSE法一部改正案、民主が議員立法検討
うん、やっぱりすごいですね。いい結果になりました。

asahi.com: ネットで音楽番組、毎日12時間130曲 ニッポン放送
なにげにライブドアに触発されていたのでしょうか。130曲ていうのはすごい。使用料いくらかかっちゃうのかなぁ。

CNET: ソネットテクノロジーズ、交換マニュアル付きiPodバッテリーを発売
これは今までの海賊品っぽいのよりも安いです。iPodはバッテリーすぐへたりますから、売れますね。Apple的にはOKなのかな?

CNET: ブリタニカ、Nature誌に反論--Wikipediaの正確性に関する調査を非難
web1.0と2.0を比較する上でよく話されるのが、ブリタニカ(1.0)とウィキペディア(2.0)。前者は抜群の編集者が発信している百科事典で、後者はネットユーザーが誰でも加筆、修正できるみんなでつくる知のアーカイブ。どちらが正しいかっていう問題は、テレビとネットどっちがすごいかっていうくらい不毛な議論だと思います。

CNET: ウィルコムが全端末から利用可能な国際電話サービス、米国へは1分30円
最近飛ばしまくりのウィルコム。エアーエッジの時代再来か?
しかしこの値段はすごい。

goo ラボ「エリア情報検索実験」
スクロール地図はもちろん、目的地までの歩行経路まで出してくれちゃう地図サービス。

google Readerに共有機能追加
様々なサイトのRSSをまとめて表示するgoogle readerに共有機能が加わった。ブラウザ内に保存していたブックマークがソーシャルブックマークに変わったように、RSSリーダーもどんどん「あちら側」に移行していくんだろうな。だって、共有した方が情報が開かれるもの。

●へ〜、な情報
男も女も自殺が最も多い"魔の月曜日"
どおりで今日調子が悪かったわけだ!

あなたは「長生きタイプ」?「早死にタイプ」?
おお、長生きするかも。

●お勉強情報
ベンチャー企業のアライアンス戦略セミナー--成長へ向けたその秘訣とは
なるほど。小さい企業の生き残り方は、こうなわけですね。

●ものすごく興味深いサイト
Survivart
新しくcinraのスタッフになる山北君から教えてもらった。
cinraに近い!呼んでいる人のラインナップが素晴らしいです。つながらせていただきたく思います。


長くなったなぁ………

2006年03月17日

USENとlivedoor

昨日はフィッシュマンズの佐藤さんの命日ということで毎年行われているフィッシュマンズナイト(?)に行ってきた。メカネロも出演。フィッシュマンズを愛する人たちでいっぱいになって、なんだかとても暖かかった。


さて巷じゃこの話題でもちきり。
USENがフジテレビが持っているライブドア株式を、94億円で買い取った。
ライブドア側からの申し出だったらしいが、これこそ正に不幸中の幸い。

USENと言えば、レストランや古い会社、ラブホなんかに設置されている有線放送の事業社というイメージが強かった。それを社長の宇野氏が一転してIT展開することを決断。
その後「GyaO」を立ち上げた。今では日本最大の映像配信サイトになっている。すでにユーザー800万人越えだ。一気に化けた。「Gyao」は3月14日にこういった形では業界最初のモバイル専門の映像配信サイト「モバイル GyaO」をオープンしたばかりだ。

そういう、USENがすごいぞ、と騒がれているタイミングでこの決断。

ライブドアの収益は金融関係でなんとか維持されているような状態らしいけれども、その開発力やメディア、コンテンツはしっかりとした地盤がある。

宇野康秀氏、弱冠42歳。
フジテレビ、ライブドア双方にとって最高の決断をしたこの度量の広さはすごい。
ライブドア云々というより、是非、がんばっていただきたい。


宇野氏のブログ
GyaO

CNET Japan:ライブドア平松氏、「USENはもっとも望ましいパートナー
CNET Japan:フジテレビ、ライブドア株をUSEN社長に94億円で売却
ITpro:USEN、携帯電話への動画配信サービス「モバイル GyaO」を開始

2006年03月15日

PSE法緩和!

以前このブログでもPSE法について少し触れたけれども、なななななんと、ビンテージ楽器などの販売の規制緩和が決定しました!

CNET Japan
ビンテージ楽器は例外に--経産省がPSE法について対策を発表

生産が終了しているといった理由で高い価値を持つ、「ビンテージ」と言われる中古電子楽器については、以下の条件に当てはまれば簡単な手続きでの売買をできるようにする。

・電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼付器、写真引伸機、写真引伸用ランプハウスまたは映写機のいずれか
・すでに生産が終了しており、他の電気用品により代替することができないものであって、かつ、希少価値が高いと認められるものであること
・電気用品取締法に基づく表示などがあるものであること
・当該電気用品の取扱いに慣れた者に対して国内で販売するものであること

この問題については坂本龍一はじめ、色んな方々が抗議をしてきたんだけれども、法案が可決されてからしばらくたっていることもあるし、正直な話し、また無理だろうと思っていた。
世の中で行われているデモや抗議は、たとえそれが正当であったり、人間の豊かさを持続させるためのものであったにせよ、政府側がそれに対して何らかのリアクションをとってくれるということはまずありえない。大きいところではベトナム戦争くらいなものだろう。政権が揺らぐくらい大きなデモでなければ、重い腰はあがらないのである。

そんな中の朗報。ぼくはビンテージ楽器を使うほどのもんではないけれど、単純に嬉しかった。

2006年03月13日

挑戦者の話しを聞く

今日はDREAMGATEが主催する起業家支援イベント「大挑戦者祭2006」に行ってきた。DREAMGATEは経済産業省がバックボーンとなって、日本に起業文化を根付かせるために行っている活動だ。

実は去年もこのイベントに行っていて、その時は堀江さんの講演会に出席してきた。当時はまだ近鉄騒動の後くらいで、そこまで有名にはなっていなかったんだけど、「会社に就職するなんて、バカらしいんですよ。労働力を搾取されるだけです。何かいいアイデアと少し根気があれば、金持ちになれますよ。だから、明日にでも起業しなさい」と言っていたのを印象的に覚えている。
今となっては・・・、というかんじだけれど、ぼくはこれはある種真実だと思っている。ただその分、背負うモノを背負えるかというだけだ。その人が金持ちを目指すかどうかは別として。


さて今年は色んな講演に行ってみた。

グッドウィルまずは11:00スタートのグッドウィルグループ代表取締役の折口さんのお話し。グッドウィルは起業後10年で売上1,500億超えという、グーグル以外はどこも成し遂げていない偉業を成し遂げた大手人材派遣企業。この折口さんは実はジュリアナ東京とヴェルファーレを作った人で、その後様々な利権にまみれて離脱。一人でグッドウィルを立ち上げてここまでデカくしたというあつい人。
午前中にも関わらず、ハイテンションでしゃべるしゃべる。すごいプレゼンテーション能力だった。

企業というのは1つのベクトルに向かって、半分夢のような目標に向かっていく。それ自体、語弊を恐れずに言えば宗教だと言う。
折口さんは夢と目標を設定して、それを実現させるための会社の憲法のようなものを作って、それを毎朝社員と復唱しているらしい。復唱することによって体に染み付き、それを実現させるためにどんなことがあってもベクトル修正できるのだ。よく考えてみれば、そういう社訓のようなものを設定している企業は多い。これは企業でなくても、必要な習慣だと思う。それはキリスト教でいう食前の祈り、イスラムで言うメッカに向かっての祈りと何も変わらない。何を信じるにせよ、どんな生き方をするにせよ、人間にはそういう「習慣」が必要なのだ。

もう一つ印象に残った話し。
グッドウィルはコムスンという介護事業会社を吸収した。人材とは関係のない介護業界であるにも関わらず、見事に黒字回復。去年で業界トップに躍り出た。

当初は「営利企業が介護をやっては金儲けに走るからダメだ」と言われたらしい。でも、「本当の心のこもった良いサービスは、一般的な価値としてお金に還元されるべきものだ」と反発した。だから、介護こそ企業が行っていくべきで、中途半端な安いサービスをするのではなく、お客さんに最大限喜んでもらうサービスを、お金をきちんといただいてやる。これがコムスンのやり方だそうだ。

月とスッポンということは重々承知の上だけれども、cinraを会社法人にする覚悟をしたのも、これと全く同じ理由からだ。NPOでは、日本社会のNPOに対する認識や資金の流動性の低さなどから、本当の新しい価値はつくれないと思った。どうせやるなら中途半端にグダグダやるより、失敗か成功かどっちに転ぶかわからないところで本気で勝負をするべきだと思った。というところで今スタートするところ。


その後、今回のイベントの目玉(だったらしい)のビジネスコンテストグランプリ。全国の若手起業家がアイデアをもちこんで競い合うもので、それぞれのプレゼンも素晴らしかったけれども、多くの観客の目的はそのコメンテーターにあった。

社長たち

史上最年少上場企業で有名なサイバーエージェント藤田晋氏。
ブライダル業界に革命を起こして、今年3月東証一部に上場したテイクアンドギブ・ニーズ野尻氏。
タリーズコーヒージャパンの松田氏。
ブックオフコーポレーションの坂本氏。
GMO熊谷氏。
フォーバルの大久保氏。

たぶん、今日本で一番注目される経営者が、ズラリと並んだ。こんな機会はめったにない。起業を志す人なら誰でも、この中の一人に何らかの影響を受けていることだろう。
このとんでもないメンツがビジネスアイデアを審査する。
どんな事業アイデアに対しても全員真剣に聞いて、真剣にコメントをしていた。最も印象的だったのはタリーズの松田公太氏。目が、半端じゃない。遠巻きながら、こんなに圧倒される目をもっている人は初めて見た。きっと、すさまじい人生を歩んで来たのだと思う。

最後。
「集客できるウェブコンテンツの違いと、ビジネス成功の鍵」というタイトルのパネルディスカッション。GREEの田中社長のお話しを聞きたくて、参加してみた。カフェグローブの矢野さん、アイランドの粟飯原さんと3人でのトークだ。

集客できるウェブコンテンツは何か、さらに集客できたあと、それをどうやってビジネスに結びつけているかという話しだった。
田中さんはやっぱり生粋のプログラマーだけあって、すっかり「web2.0」的なお話しに終始されていて、今後インターネットがどうなるかについて話しをしていた。すごく、頭の良い人だった。
対する二人の女性経営者は、逆にコンテンツを自分たちでつくって、編集して、ポータルを運営している。ニッチな層に対して密度の濃い情報を発信し、リピーターを増やし続けている。

cinraをmixiやGREEのようなコンテンツをユーザーが作るwebサイトにしていくのか、逆にカフェグローブのように情報を運営側が発信し、ニッチな層を確実に集客してユーザー1人1人への求心力を高めていくのか、どっちにしようかと考えたとき(今は両方ともやっているかんじで中途半端)、やっぱり後者だろうと思った。
cinraにはインターネットを使って発信したい情報があるからだ。
そして、web2.0の後は、こういう流れになってくるんだと勝手に思っている。

2006年03月09日

ウェブ進化論

ウェブ進化論梅田望夫氏の『ウェブ進化論』を読んだ。
この本は2月10日に発売されて、速攻全国で売り切れ、2月15日には第二刷をしていて、今もばんばん増刷中らしい。
この手の本がここまで売れるっていうのはなかなかに珍しい。それほどまでに「web2.0」は世界中を取り巻いていて、いよいよウェブの世界がリアルの世界と仲良くなりだしたということなのだろう。

文章を書く専門家ではいらっしゃらないようなので、論の展開の仕方とか、いわゆる「本」としての価値はそこまでなかったものの、情報としての価値はすごいものがある。ウェブにどっぷりはまっているような人から「ウェブはあくまで生きていくためのオプションだ」とか「ウェブは怖いし、嘘ばっかりだし」っていう風に思っている人まで、ネットを使う人全てに向けられた本だと言っていい。たったの250ページ。是非ご一読を。

著者の言葉を使えば、ビル・ゲイツは「こちら側」(現実の世界orローカル環境)の世界でトップをとった。で、グーグルをはじめとして最近のweb2.0的な企業(はてなとかドリコムとか)は「あちら側」でがんばっていると。その動きにマイクロソフトはついていけていないけど、これからは知全体が「あちら側」で保存されるようになり、全世界の人たちと共有できるようになる。今までそれぞれの頭の中だけにあった考えや意見、情報が色んなところでオープンになっていくことで、色んな情報とぶつかりあって、さらに豊かなそれになるという具合だ。

わかりやすいのがGoogleのGmailで、Gmailはwebフリーメールなのに2GBのオンラインストレージが各ユーザーに割り振られる。今まで「フリーメールは容量が少ないから」という理由でoutlookを使っていた人が、web経由でどのパソコンからでもメールを見られる環境になる。

他にもmixiをはじめとするSNSも「あちら側」で人間の関係性を構築していくものだし、del.cio.usはてなのソーシャルブックマークなどはブラウザーで各ユーザーが保有していたブックマークをwebに公開しようというもの。これは案外便利で、同じサイトをブックマークした人を教えてくれるから、その人が他にどんなページをブックマークしているかっていうのも公開されていて、自分の知らない情報にたどりつける、新しいネットサーフィンの可能性を示している。

わかりやすいように「あちら側」「こちら側」という分け方をしているんだろうけど、今後その垣根はなくなっていくだろうと思う。モバイルの発展が最近すさまじくて、きっと人は携帯電話のメールやインターネットではあんまり「あちら側」っていう意識はしないからだ。

「web2.0」に関してはお客さんに知りたいと言われて一度がっつり勉強していたので、新しく学んだことはとくになかったけど、どういう経緯で「web1.0」から「web2.0」に移行して、やっぱりGoogleってのはとんでもなくすごくて、じゃあこれからどういう風になっていくのかな、っていうところをすごく考えさせてくれる本だった。

内容についての感想をもう少しちゃんと書きたいのだけど、あまりに長くなりそうだから何回かに分けて書こう。

ということで、日々結構な量のweb関連情報を摂取している。この業界は毎日毎日新しいサービスがでてきて、本当に面白い。これからきっと、すごいことになる。やっと、インターネットの本当の可能性をみんなが考え始めている。
って言ってもまだwindoes95がでて10年しか経っていないわけだけど。

そんなweb情報も、すぐ忘れちゃうからこれからはここに記録していくことにしよう。

梅田さんはじゃあ次は何がくるのかっていうところまでは明らかにしていない。
読みながら、ずーっとこの流れとcinraがどういう風にくっつくか考えていた。というか、cinraはもとより、文化をつくっていこうとしているあらゆる動きは、これとくっつかない手はないのである。
自分なりに、その方法論が見えて来た。次の5年、10年、面白くなっていきそうだ。
どんな形であれ、歴史は繰り返すのだと思う。


<りんく>
梅田氏のブログ「My Life Between Silicon Valley and Japan」
ITproの梅田氏のインタビュー
asahi.comの梅田氏のインタビュー
amazonで買う『ウェブ進化論』


<what is "web2.0" ?>
CNETjapan「web2.0ってなんだ?」
CNETJapan「web2.0の現在」

2006年01月24日

堀江さんについて考える

堀江さんが逮捕された。
20億円くらいちょこっと書き換えて、6000億円なくなって、自分は逮捕された。堀江さんの今までの動きを考えてみると、なんだか夢のようだ。映画みたいな話しだ。あまりにも、できすぎた話しだ。そもそもこの事件の発端が明かされないから、たぶん告発なんだろうな。きっとたくさんの人に憎まれていたんだろう。

法に触れたわけだから仕方がないけど、ネット上では彼を擁護する声が圧倒的だ。
彼が違法行為を行なったその罪以上に、日本経済が抱えている根源的な「罪」が大きいからだ。

堀江さんはどんなやり方であれ、窒息しそうなほど既得権益でベトついてしまった日本経済をひっくり返そうとしていたわけだ。それはものすごく孤独で、勇気のあることだったと思う。

企業買収による企業の拡大は、アメリカではそんなに珍しいことではないらしい。日本では様々なベトつきが資本主義の持つ「自由経済」を隠蔽してきた。本当の意味で「金もってる奴が勝ち」のシステム。時価総額と株価が第一の社会。
資本主義システムに人間が「?」を持つようになるには、まずは現状の化けの皮をはがす必要がある。その皮の下には、じゃんじゃん吸収されて、人間味なんてこれっぽっちもないような弱肉強食の経済システムが隠れている。堀江さんはそういう社会にしようとしていたんだろう。団塊の世代がもう少しで引退する、そういうタイミングで。

何者でもないぼくは、それを「通過点」として、素晴らしい活躍だと思っていた。
堀江さんが目指した社会の後に来る、新しいパラダイムシフト。資本主義でも、共産主義でもない経済システムを求める時代。そんなロマンが少し、遠のいた。


堀江さんは、しばらくの間タタミ3帖の暖房のない、外気とほぼ同じくらいの寒さのところで過ごすらしい。いいものを食べて脂でピカピカしていた顔が、カピカピになるだろう。裸にされて屈辱を味わい、「一般人」にガツガツ尋問されるだろう。感情の触れ幅が激しすぎて、目盛りが飛んでしまうくらいのダイナミクスだ。そんな経験は普通じゃできない。不謹慎ながら、ちょっとだけうらやましいとさえ思えてしまう。


すごい人っていうのは、ぼくみたいな何者でもない人間から、まるで同じポジションにいるかのように偉そうに語られてしまう人のことだ。堀江さんは、すごい人だった。


●today's BGM:かせきさいだぁ/冬へと走り出そう・再び
冬の名曲。
FISHMANSしかり、90年代のすげぇ日本人ミュージシャンはなぜかみんな同じ匂いをしている。キラキラしておる。

冬へと走り出そう・再び

画像をクリックすると、iTunesが立ち上がって試聴できるよ。
さらに、購入するといくらかぼくのお財布に入ってくるよ。
興味本位にはじめてみました。

2006年01月13日

Google Earth Mac版リリース

今日は事務所で次号のマガジンの演劇コンテンツの打ち合わせをして、渋谷にwebデザインのお仕事へ。こうも業務内容が行ったり来たりするのはいつまでたってもやることが新鮮に思えるから嬉しい。
その後、渋谷でさらなる打ち合わせのために無線環境のあるところを探す。意外にない。ってことでまん喫で打ち合わせ、笑。人生最初で最後だろうな。


そうこうしている内にインテルMacがとうとう発表されましたね。
iBookじゃなくてPowerBook(あらためMacBook)。。きっとG5のPowerBookがつくれないからなんだろうなぁ、もう。高いよ。それにしても4倍の早さってすごい。これを機に現行機種が安くなればいいんだけど、在庫が余っちゃってるみたいで生産中止にしてくれないらしいから困る。うーん、そろそろPCがクラッシュしそうな予感がしているのです。
インテルMac関連記事

さらに今日、Google EarthのMac版(OS 10.4以降)がいよいよリリースされた。
Google Earth
Winに遅れて実に半年。。。早速いじくってみる。

事務所

画像、真ん中の緑色の屋上の建物についている小屋がcinra officeでございます。

エッフェル塔

グーっと縮小して地球をグリグリまわしてヨーロッパに行ってみると、エッフェル塔もありました。
ぼくはこんなに狭い範囲でしか生活していないのに、やっぱりそこは地球なわけでした。中東では深刻な問題が勃発しています。

2005年11月11日

メカネロリリース!!

メクルメクセカイ
いよいよメカネロのデビューアルバムがリリースしました!
ついつい口ずさんでしまうメロディーと無駄があるとないとのギリギリのはざまをいく演奏が大好きです。
みなさん買ってあげてくださいね〜。

ぼくもサンプル盤あるけど、買おう。
久しぶりにCDというものを買おう。

今、タワレコ新宿店がメカネロですごいことになってるみたいっすよ。
なんと着うたまであるし!

softly > メカネロ

==今日のうまいもん==
メルティーキッス
明治製菓のメルティーキッス。
今年も冬がやってきました。
今年の苺味はすごいです。
ものすごくジュースィーです。
苺以上に苺です。
ご試食あれ。

つーかコンビニばっかりだな、最近(汗)。


あ、新宿のウワサの麺屋武蔵もやっとこさこの間行ってきた。
和風だしはあんまり好きじゃないから今まで行かなかったのだが、にしてはおいしい方だったかな。個人的には和風だしでいくなら中野・青葉の方が好き。
まぁラーメンに関しては池袋・大勝軒に勝るところはなしだ。つぶれる前に、生きてる間に行くべし。

2005年08月10日

iTunes Music Store Japan オープン!

cadcfdcb.jpgiTunes Music Store Japanがいよいよオープンされましたね。
年末になるとか聞いていたのですが、思ったよりも早かった。

100万曲を配信。料金は150〜200円。ほとんどが150円です。
既存の音源配信サービスはだいたい210円以上で、315円するところもあった。
これで一気に値が下がります。まぁどこも予想はしていたでしょうね。

正直、どれだけ浸透するかなぁと思っていたのですが、いきなり開始4日目にして100万曲販売したそうです。これは驚異的。世界でも群を抜いた売り上げのようです。
思ったよりもiPodを持つiTunesユーザーがいたということでしょうか。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20086222,00.htm

音源配信の今後の展開が楽しみ。
試しに1曲買ってみようかしら。

さて、このblogをご覧の奇特なあなた、ネットで音楽、買いますか?

2005年07月27日

ボクも宇宙に連れてってー

先程、ディスカバリーが無事出発したそうです。
ほんとよかった。コロンビア事故再発とか、シャレになりません。

もう少しであのテレビに映ってた野口さんが宇宙から地球を見られるなんて。
あぁ、想像しただけでもグワっと込み上げてきます。
地球、ほんとに見てみたい。
どんなにきれいなのか、見てみたい。。。

あー、書いてたら益々行きたくなってきた。
いつか民間人も気軽に行けるようにしてください、文明さん。
ここばっかりは人任せです。どうにもなりません。

今日は色々な人にお会いした。
一日で失敗も成功もした。つまり、一日で下がって上がった。
アップダウンの繰り返し。繰り返しながら徐々に上がってきている。
あとこの5倍くらい、刺激が欲しい。
まだまだ、足りない。

2005年07月02日

Google Earth リリース!

8c64f5f4.jpgGoogleからとんでもないアプリケーションが開発されました。
名付けて「Google Earth」。

世界中の地図を地球の大きさから車一台単位まで拡大縮小して見られる3Dの衛生画像地図ソフト。
アフリカから自分の家まで、世界中どこでも至近距離まで近づいてみることができます。
さすがにリアルタイムではないと思いますが、軍事用なら分かるけれどもこんなツールが一般ユーザーに提供される時代。とんでもないです。

おまけにこれ、フリーソフト。
ベータ版のリリースがつい先日されたのですが、その日のうちにベータ版の予定リリース数に達してしまい、一旦リリースをストップ。その後再度再開されるも、またストップしている。
今、調整中のようです。
ベータ版は残念ながらwindowsのみです(まさか正規版も、、、)。
是非マメにチェックしてダウンロードしてこの驚きと怖さを体感してみてください。

Google Earthをはじめ、テクノロジーは常にぼくらのイメージを具現化しようとする。
それは一瞬ものすごく興味深いし、とてつもなく面白い。

でも、たとえば頭の中にある音楽を、ビジュアルをPCで具現化する。それってほんとに自分が頭の中でイメージしていた音、ビジュアルなのだろうか。絶対に違う。そこで生まれる差異を自覚できて、且つ正面から葛藤をしてはじめていい作品は生まれてくるんだと思う。

テクノロジーの進歩が人間のイメージする力、想像力をどんどん駆逐していくような気がするのです。

※Google Earth: http://earth.google.com/

2005年06月23日

山手線広告

仕事帰りの山手線は電車一本まるごと広告でした。
どこかで見たことがある広告だなぁって(笑)。

yamate
cinra-magazineでも紹介させてもらったSNSコミュニティーサイトのアイピが大々的な宣伝を打っている。女性誌やCM、そしてこの山手線ハイジャック広告。

cinraはこのサイトへの音源提供やデザインアイテムの制作などで関わらせてもらっている。イベントも将来的にはプロデュースさせてもらうかもしれない。
今回の山手線広告でも音源提供させてもらったアーティストのジャケット画像が掲載されていた。

「アイピ」は言わばmixiの発展版、且つ大衆版という体裁だ。
一般ユーザーがSNSを利用するまで成熟しているのかは未知数だろう。
システムはほんとによくできているんだけど、正直言ってそういう意味では成功する確率は五分と五分だろうし、おそらくもっと見せ方やデザイン的な部分でもこっていかないとならないだろうな。


しっかし、やっぱりこうやって山手線を一本まるごとハイジャックしてしまうと、さすがに訴求力があるもんです。資本の論理と言ってしまえばそれまでだけど、広告を打つことによってそれ自体の価値以上のものを大衆に植え付けてしまうことだって簡単だ。これはほんとに恐ろしい。テレビCMで流れる映画の宣伝なんかもそうだけど、ぼくたちの事物に対する考え方、価値観にかなりの影響を及ぼしているんだろうな。
情報には多かれ少なかれ必ずそういう必要のない余剰物が含まれている。

それでも、情報に対して閉鎖的になってはいけない。
閉鎖的でいればいるだけ器が狭くなってきてしまうから。
アンテナをガっと広げて、なんでも入れる。メディアによって受けるかもしれない悪影響も全部一旦飲み込む。そこで浮上する判断力だったり批判能力、これが勝負所。
そこで葛藤をしていないと自分自身の感性が鈍っていっちゃう。
日々、精進したいものです。

と言いつつぼくの情報収集源のほとんどはインターネット。
数は膨大だけど、何を見るかは全部自分の選択に限られているから、ある意味すごく閉鎖的になりがちです。ってことで、作業中テレビつけておこうかしらと思うこのごろ。まぁ見ないんだけど(笑)。。


今日ももっぱらマガジンの制作。
みんな、ほんとにがんばってる。
これでいいものができないはずがありません。

2005年06月21日

blog開設!

とうとうはじめました。個人blog。

日記というものは今まで幾度も試みてきて、ほんとに3日しか続かないような無精だったんだけど、これを境に続けてみようと思ってます。絶対に。。。

このblogを通してcinraでつながっている人に対して自分が何をやってて、どんなことを考えているのかっていうのを伝えていきたいし、何よりも自分の思考を整理する場所にできればと思う。

まぁ、まずは気楽に少しずつ。

ということで、明日からやってきますのでどうぞよろしくお願いします。

あ、もう鳥が鳴いてる(笑)。